みなさんこんにちは。だんごまるです。
2020年10月22日のDeNA戦で中日ドラゴンズの大野雄大投手が球団新記録となる45イニング連続無失点を達成し2桁10勝目を挙げました。
しかも今期6度目の完封勝利!凄いですね!!
ここで気になってくるのが、その年最も活躍した先発投手に贈られる「沢村賞」の行方。
沢村賞はいったい誰の手に渡るのか、選考基準の数値(現時点での成績比較)をもとに予想していきたいと思います。
※11月5日時点での成績を追記しました。
成績比較 大野雄大投手 vs 菅野智之投手
今年の沢村賞はおそらくこの2人の一騎打ちになるのではないでしょうか。
そこで沢村賞の選考基準を使って、この2投手の成績を比較します。
なお成績は2020年10月22日現在のものになりますのでご了承ください。
現時点では勝ち星に関する2項目(勝利数・勝率)は菅野投手が勝っており、投球回に関わる2項目(完投数・投球回数)と奪三振・防御率は大野投手が勝っています。
残り試合を考えると、おそらく菅野投手が3試合、大野投手が2試合かと思いますので、完投数・勝利数・勝率は、ほぼ現時点での勝ち負けになりそうです。
投球回は菅野投手にもまだ可能性あり、奪三振はほぼ大野投手、防御率はまだ未定という感じでしょうか。
沢村賞は大野雄大投手だと予想
上述のとおりまだまだ試合数を残していますのでわからないところもありますが、現時点での成績を比較すると、2020年の沢村賞は大野投手がふさわしいと思います。
投手の分業制が完全に確立した現代野球で、完投数2桁10試合、しかも6試合が完封!は先発投手として文句の付け所がない素晴らしい結果です。
投球回・奪三振でも現時点で大野投手が大きく上回っており、防御率もリードしています。
さすがにこの成績で受賞できなかったら、沢村賞の意味が無くなると思いますね。
大野投手受賞への懸念材料
勝利数が現時点でギリギリ2桁というのが、懸念点になります。
年間の勝敗でチーム順位を競うプロ野球において、チームの勝ち星と直結する投手の勝利数(もしくは勝率=貯金数)は、重要に見られがちです。
しかも競っている相手である菅野投手は、現在首位のチームのエースで開幕から13連勝のプロ野球記録を打ち立てているということで、勝利数が勝っているということが大きく印象に残ってしまう可能性があります。
沢村賞は記者投票ではなく選考委員制なので、印象論が大きく作用することはないと思いますが、このまま大野投手の勝ち星が伸びなかった場合が怖いですね。
個人的には大野投手を応援します
登板の内容的にも、沢村賞という賞の意味合い的にも、今年は大野投手が受賞してほしいと思いますし、すべきだとも思います。
チーム成績が加味されるMVPが菅野投手、沢村賞が大野投手という形になるのではないでしょうか。
残り試合も少なくなってきましたが、最後まで両投手とも好投が続き、素晴らしい成績で終わることを信じ応援しています。
追記 11月5日時点での成績比較
11月5日のDeNA戦で、大野投手が7回無失点と好投。奪三振のタイトルについては当確となりました。
一方防御率については、広島の新人・森下投手が次回登板で6回1/3を無失点だと逆転ということで、まだまだタイトル争いは予断を許さない展開です。
大野雄大投手が沢村賞を受賞!
2020年11月23日、大野雄大投手の沢村賞受賞が決まりました!
先発完投型の、その年に最も活躍した投手に贈られる賞である沢村賞。
取るべく人が取ったのではないでしょうか。
大野雄大投手、本当におめでとうございます!!!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
また次回も読んでいただけると嬉しいです。
それにしても今年のプロ野球で10完投は凄すぎる……!!
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