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Go To トラベル一部制限や終了 楽天トラベル、じゃらん、Yahoo!トラベルなど

旅行

みなさんこんにちは。だんごまるです。

10月1日にこれまで除外されていた東京が加わり、全国的な解禁となったGo To トラベルキャンペーン。みなさんの利用状況はいかがでしょうか?

すでに利用や予約済みの方もいれば、これから利用を考えるよという方もいると思います。

全国的な解禁から10日程度経過した現時点で、一部の予約サイトや旅行会社で割引の制限や終了が相次いで発表されました。

これから旅行を検討しようとしている人にとっては水を差された形になる今回のニュース、10月11日現時点での状況について簡単にまとめました。

※10月14日更新 一部サイトで従来通りの35%割引が復活

10月16日時点で、すべての予約サイト・旅行会社で制限廃止・販売開始済み

制限・終了した予約サイト・旅行会社(10月11日時点)

10月11日時点でキャンペーンの制限(割引額の縮小)や終了しているのは下記になります。

※情報は10月11日現在のものになります。変更などに応じて更新予定ですが、念のため最新情報の確認はみなさんの方でも実施ください。

※10月14日更新 一部サイトで従来通りの35%割引が復活したので修正済み。

10月16日時点で、すべての予約サイト・旅行会社で制限廃止・販売開始済み

楽天トラベル <回数制限> ⇒10月13日より制限廃止

・1会員あたりの利用上限枚数は、1枚まで(国内宿泊:1予約1部屋、国内ツアー:1予約)

⇒10月13日より制限を廃止し、従来通り1会員あたり何枚でも利用可能を再開

Yahoo!トラベル <割引額制限> ⇒10月13日より制限廃止

・国内宿泊予約のヤフープラン:割引上限金額を1人1泊あたり3,500円まで

⇒10月13日より制限を廃止し、従来通りの35%OFF(最大14,000円)を再開

・ヤフーパック(国内宿泊+航空券):割引条件は変更なし(14,000円)

じゃらん <割引額制限> ⇒10月13日より制限廃止

割引上限金額は1人1泊あたり最大3,500円 (1人1泊あたり10,000円以下は最大35%割引)

⇒10月13日より制限を廃止し、従来通りの35%OFF(最大14,000円)を再開

一休.com <割引額制限> ⇒10月13日より制限廃止

割引上限金額を1人1泊あたり3,500円

⇒10月13日より制限を廃止し、従来通りの35%OFF(最大14,000円)を再開

JR東海ツアーズ <一部地域で販売見合わせ> ⇒10月15日より販売再開

・京都府・奈良県・滋賀県・和歌山県・兵庫県および四国4県については、販売を見合わせ

・東京都、大阪府、中部エリアなどは継続して受付中

⇒10月15日より販売を再開(すべての地域で販売)

dトラベル <一時販売終了> ⇒10月16日より販売再開

・販売終了。新たに予算が給付され次第、販売を再開する予定(11月を予定)

⇒10月16日より販売を再開

Relux <販売終了> ⇒10月14日より販売再開

・販売終了。販売再開の際には、Reluxのメールマガジンならびにキャンペーンページにてお知らせ

⇒10月14日より販売再開

  

予算の利用実績から販売再開の予定は?

ここからは、断定していない部分については私の推測になりますのでご了承ください。

販売終了したサイトや旅行会社は完全に終了なのか?

その点については明言されていないと思いますが、下記の点から完全終了ではなさそうです。

Go Toトラベル事業における利用実績は以下の通りです。

Go To トラベル事業における7月22日(水)から9月15日(火)までの利用実績について、
下記の通りGo To トラベル事務局から報告がありましたのでお知らせいたします。

【利用実績】
利用人泊数 : 少なくとも約1,689万人泊
割引支援額 : 少なくとも735

※一部推計値を含みます。
 なお、本数値は主な事業者からの報告等に基づく速報値であり、
 確定値ではありませんので、その旨ご留意ください。

観光庁ホームページ https://www.mlit.go.jp/kankocho/topics06_000279.html

Go To トラベルキャンペーンの事業予算:約1兆3500億円からすると、上記発表時点での利用は予算の約6%と、まだまだ予算が尽きることはなさそうです。

ではなぜ利用の制限や販売中止となる事業主が出てくるのか?

それは、各事業主へ予算が配分されており、それぞれで配分された額を使い切ると終了となる仕組みのようです。

各事業主への配分額は公表されていないようで、全体の予算額は上述のように消費額からするとまだまだ余裕があります。

また、dトラベルが”新たに予算が給付され次第、販売を再開する予定”とあるように、一度終了したところでも、予算の再配分が行われ再開する可能性もありそうです。

  

◇追記◇

10月13日、政府の「まだ割り当てられていない給付金から追加配分をする」という発表を受け、一部サイトで制限が解除され、元の割引額が再開しました。

10月16日時点で、すべての予約サイト・旅行会社で制限廃止・販売開始済み

  

最後に

今回の件は、一部の事業主だけが得をしないように予算額を配分した結果なのかもしれません。

しかし、

・配分の内訳が不透明

・繁盛する事業主は企業努力で顧客を得ているので、正しい競争原理の範囲内であれば儲けに差が出るのも妥当では

・中止や制限したサイト・旅行会社に頼っている宿泊施設にとっては大きなダメージとなる

・旅行者(解禁されたばかりの東京は特に)にとっても水を差された形

と、観光業を助けるキャンペーンなのに本末転倒になっていると思います。

Go To Eatキャンペーンの制度設計不具合もありましたし、今後は一番助けを必要としているところを助けることのできる施策になることを祈っています。

  

最後に、Go To トラベルキャンペーンそのものの説明については、下記リンクの記事にて紹介していますので、よろしければ併せて読んでください。

  

それでは今回はこの辺で終わろうと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

また次回も読んでいただけると嬉しいです。

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