2022年のアニメを代表する作品となったリコリス・リコイル。(公式略称:リコリコ)
作中には主人公の錦木千束、井ノ上たきなをはじめ、多くの魅力的なキャラクターが登場しますが、発するセリフには数々の名言や、後の展開につながる伏線が仕込まれています。
本記事では、その中から第1話に関する名言や伏線を紹介・解説していきたいと思います。
※13話(最終話)までのネタバレを含みますので、お気を付けください。
OP(オープニング)
ClariSさんが歌うOP「ALIVE」が2話目にして初登場。
OP映像の中にも今後につながるカットがいくつも描かれていますが、そのあたりは別途OPにフォーカスした記事で紹介したいですね。
OPはリコリス・リコイルのメインテーマであろう”選択”について歌われており、千束とたきなが対になって描かれているのも特徴です。
最後のケツキックシーンは後にファンから”ちさたき”もしくは”たきちさ”と呼ばれる、今後の2人の関係を表した良いカットでした。
たきなの最初のお客さんだもの、忘れませんよ *千束*
喫茶リコリコへ客として訪れていた吉さん(吉松氏)へ向けた千束の発言。
直前の寝坊シーンで部屋に散乱したBDは、たきなへオススメする映画を一生懸命見繕ったから(結果寝坊につながった)と推測され、この時点ですでにたきなが千束の世界の特別な1人になっていってることがわかります。
リコリコでの生活の中では、同年代との関りがほとんどなかったであろう千束。そんな千束に初めてできた”友達”がたきなだったのかもしれませんね。
このシーンの後、千束から吉さんへの「先生と出会ったのはどちら?」という質問を遮ったミカですが、後にミカと吉さん、そして千束の過去の関係が明かされることで遮った理由がわかりました。
千束とたきなの席配置
リコリコの描写(特に千束とたきなの関係に関する描写)はしっかりと人物の関係性や心情を表していることが多いです。
この電車での2人の位置関係もその一つ。
この関係が第3話の中で変化していくのには、本当に感動しました。
詳細は後日まとめる予定の第3話記事をお待ちいただければと思います。
私も海外行ってみたい *千束*
千束が”諦めていたこと”の1つ。最終回で見事に回収され、「一緒に行くかい?」と提案したウォールナットの力をおそらく借りたであろう海外渡航が実現しました。
あの人たちも今回は敵だっただけだよ *千束*
1話では敵に見えたウォールナットことクルミが、今後リコリコ陣営にとって欠かせない活躍を見せてくれるように。
5話で戦ったサイレントジンが、最終話ではリコリコでお茶してるように。
不殺を貫く千束だからこそ、繋げられる未来がある。そう思わせてくれる言葉。
ヘアゴム指鉄砲を放つたきなと避ける千束
放送当時は千束の回避能力を明確に見せる演出程度にしか思っていませんでした。
実は第3話の”2人”で戦う大事なシーンにつながる伏線でしたね。
「え?」「え?」『え?』からの花の塔という流れ、後にトレンド入りすることになる”EDの入り方”の良さはこの頃からしっかり健在でした。
最後に
いかがでしたでしょうか?
出逢って1ヶ月というまだまだお互いへの理解が浅い中、少しずつ千束の人柄やリコリスとしての能力を、たきなが知っていく回でしたね。
最後のヘアゴム鉄砲は次回へつながる伏線にもなっており、この作品のEDへ入る”引き”のうまさは、何度見ても良いものです。
筆者もまだまだ考察不足や認識違いなどあるかと思いますので、「ここの解釈はこうじゃない?」等、みなさんのお考えをコメントいただけるとうれしいです。
3話以降も随時まとめていきたいと考えていますので、また読んでいただけると幸いです。
それでは。さかなー
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